肉のスズキヤ 会社概要
スズキヤの歴史
信州の南端、赤石山脈の僻遠の谷、遠山郷。南アルプス聖岳(ひじりだけ)を水源とする遠山川が中央を流れています。山と山の産物の経済的価値が高かったと き、当店の創業者鈴木理孔は、製材所用のノコギリの「目立て」をしていました。昭和30年に商売好きの妻と巡り会い、自分の奔放な性格にあった生業とし て、肉屋を始めました。
人口千数百人で、他と隔絶されている村は、肉屋として生きていくには少々つらい環境です。
然し、時代やお客さんに合わせて、その時その時を懸命に働いていたら、独自性・独創性を発揮する良い環境に見えてきました。
猪・熊・鹿などの野生肉や特殊な肉とされているヤギや羊の肉は、クセがあって食べにくい…が一般的なイメージです。
それを「美味しくて個性的で、やみつきになる肉」として提供し
「信州の山の肉」と「遠山ジンギス」という店の二枚看板を育てました。
現在は「肉屋として人の役に立つ」という気持ちで働いています。
ここ遠山郷は、自然の恩恵と脅威、人の愚かさと人の英知の可能性を感じやすい場所です。
ここで食べ物(食肉)を通して、
自然と人、人と人の調和を考えていけたら
と思っています。
平成19年より、
長男である鈴木理(マサシ)が社長を務め、
お肉屋さんから遠山郷の食品メーカーへとなるべく第二創業を実践中です。
店主ご挨拶2007年の10月1日か ら、オラが社長に、 スズキヤが遠山郷のこの地で 私は、ねずみ年生まれ。ちょこまかと頑張ります。 どうぞ、みなさま、 代表取締役 鈴木 理(まさし) |
信州の自然と山の肉
現在、猪や鹿は増えすぎて、山峡の地で耕作する農家や林家に獣害をもたらしています。
又、増えすぎる野生獣は、飢餓か病気で激減してしまうのが自然界の習わしです。
明治以前は、オオカミの捕食が個体数を適正にしてきましたが、オオカミが絶滅した今、牛、豚、鶏の肉に続く食肉として、山肉を一般化することが、人にとっても野生獣にとっても重要なことと考えます。
猪・鹿・熊の大物3種類が豊富に獲れる場所はこの辺だけで、遠山では、古くから猟の獲物に蛋白源を求めて来ました。
今も、狩猟期間以外にも有害獣駆除ということでほぼ通年行われています。
しかし、肉が美味しくて、商品価値のある期間は限られています。スズキヤの山肉は、その時に一年分仕入れます。
天然自然の獣は急峻な山で暮らすため、とれた場所で肉質が違うし、山の実やドングリの実り具合などで、年によっても異なる、まさに「自然の恵み」です。
脂身だけを食べてももたれません。
スジは堅くパリッとしているし、骨は黄色くて、家畜の骨より何倍も堅い。
心身を鍛錬しているスポーツマン や武芸者は、食べるとビンビン感じるそうです。
遠山郷観光協会ホームページ内「猪解体レポート」もご覧下さい。
遠山ジンギス 31
ここ遠山郷では、ジンギス=味付けスタミナ肉の総称として呼ばれています。
このたび、創業60年を記念して、若旦那と肉屋の女房で、ジンギス愛がいっぱい詰まった「遠山ジンギス之大図鑑~TJA31 遠山ジンギスオールスターサーティーワン~を作りました。
毎日ジンギス、一ヶ月31日間毎日違ったおいしさを楽しんでいただけます。
創業以来60年。信州の秘境に伝わる「味付焼肉」。
羊・鶏・豚・牛・馬・猪・鹿・熊・鶉の「9」畜種。
様々な部位・肉質を味わい尽くす「31」種類。
気力・体力・元気の源「南信州の力めし」。
肉のスズキヤの家紋紹介
スズキヤのロゴマークは、オラが高校生の時に考えたんだに。
そのあと、ちょっと寝かせて、20年前から使い始めました。
ウチの本業は「遠山ジンギスと山肉の店」だもんで、「SUZUKIYA」 の「S」の文字に、
看板商品の遠山ジンギスの「羊」と、山の肉の「猪」をデザイン化してもらいました。
ロゴマークには ずーっと名前がなかったもんで2010年4月に、ネーミングを募集しました。
羊と猪がスクラムを組むように見えることから、「スクラム紋」に決定しました。
これからも本業を大事にして、お客様や、地域のみなさんにはもちろんのこと、従業員の衆や、助けてくださる皆様にとっても、「いい店、いい会社」であり続けるようにスマイルのS、スクラムのS、を心がけます。
by 若旦那
会社概要
称号 | 有限会社 肉の鈴木屋 |
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ネットショップ名 | 肉のスズキヤ |
所在地 | 〒399-1311 長野県飯田市南信濃和田1348 |
TEL | 0260-34-2222 |
FAX | 0260-34-5544 |
創業 | 昭和32年7月 |
代表者 | 鈴木 理(マサシ) |
営業内容 | 食肉処理業・食肉製造販売 |
スタッフ数 | 25名(パート・アルバイト等含む) |
肉というものに対する真剣さや、頑固な職人気質と、楽しいことにはとことん突き進んでしまう鈴木理社長の素顔と、肉の鈴木屋の歴史を、女房お志保が語ります!>若旦那と肉の鈴木屋ストーリー
遠山郷・和田宿 肉のスズキヤ店舗について
スズキヤのある飯田市南信濃地区(遠山郷)は、人口1,435人(平成29年10月末)の小さな郷です。
そのうえ、総面積の96.7%が山や林や森なので、ひょっとして、人の数より獣の数のほうが多いかも!?しれません。
山の中の肉屋ですが、総勢21名のスタッフが、毎日元気においしいお肉をまじめにコツコツ作っています。
インターネット、ネッショップを通じて、ご縁をいただいた皆様。皆様からご注文いただけますこと、本当に嬉しく思っております。
ネットショップを開店しまして、約20年。まだまだ足取りのおぼつかないお店ではありますが、
ご縁をいただいた皆様に、「遠い遠い山の中の小さなお店らしいけど、何だかご近所のなじみのお肉屋さんみたい」。。。
そんなふうに思っていただけるお店にしていきたいと思います。
山肉加工所について
スズキヤのお肉は、山の中の山肉加工所にて加工されています。
遠山ジンギスは昔は遠山郷の山里で飼われていた山羊や羊を使って作られていましたが、現在はオーストラリアの信頼できる牧場主が育てた羊を使用しています。
そして信州遠山郷、南アルプスのふもとの山肉加工所にて製造。スズキヤの厳格な品質安全管理のもと、まじめな地元スタッフが清潔な工場内で独自製法のたれをしみこませて、真空パックにして、クール便にて直接出荷しています。
スタッフ紹介
大勢のスタッフさんがおるもんで、だんだんに紹介させてもらうでね。
店主/鈴木 理スズキヤは、安心・美味しいをモットーに真面目にコツコツの社風ですが、遠山ジンギス・山肉・遠山郷をお伝えすることにも情熱を燃やしていきます。 |
肉屋の女房ネットショップのマネージャー、社長の秘書、そして、おかあちゃ、と、馬車馬のように働いております!スズキヤの3S「スマイル・スクラム・スタンダード」を胸に、日々、前向きに。ご縁があった皆様と、笑顔の関係を築いていけたらと思っております。 |
振興課 橋爪さん社内にはもう一人橋爪さんがいるので「ヒデキ」と呼ばれています。 |
振興課 松本駐在 スーさんタイから移住。流暢な日本語で試食販売にひっぱりだこです。 |
お店のベテランスタッフ
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契約猟師 キミさ「百姓、猟、山仕事、何でもやります。」山の男、頼りになります。 |
契約猟師 ヒロさ猟師歴40年以上。最初はワナ猟から入り、鉄砲は20年以上。山の仕事が好きで、はちみつも集めてます。 |