キジのガラ付き、キジ肉で「遠山流キジの塩鍋」
高蛋白低脂肪でミネラル豊富。深くて濃い味わい。
香りの強い冬野菜と一緒にたっぷり食べれば、精がつくこと間違いなし。
遠山流キジ肉の塩鍋
遠山郷のおばちゃんにこのようなお話をききます。
「昔は、今のように牛や豚なんてめったに食べられなんだもんで、
ヤマドリ(キジなど)の入った鍋は、ごちそうだったに」
そんな遠山流の塩鍋を作ってみました。
風味が強いキジ肉の旨みを存分に味わって下さい。
キジガラでじっくりと出汁を取り、冬野菜とともに食す、キジの塩鍋。
冬野菜が引き立つ上品な出汁。
【キジの塩鍋の作り方・2人前】
・キジ肉1パック ・キジのガラ ・スープ用の酒と塩(適宜)・ネギ・白菜などの野菜
甘みと旨みを生み出す白菜・葱、そして、香りのある、三つ葉や春菊がおすすめ。
きのこ類を入れると味は良くなりますが、きのこの味が主張しすぎるので、キジの旨みを堪能する為にあえて入れません。 出汁が足りない時は、昆布だしを使って下さい。 ポン酢で頂いても美味しいです!
- (1)1パックに対して水1リットル。キジのガラを水から煮ます。
- (2)沸騰したら、最初のひと煮立ちは、アクを丁寧にすくいます
- (3)アクをとるときに、脂までとらないように・・酒・塩を入れてじっくり2時間ほどかけてスープをとります。
- (4)黄色い脂が浮いてくるので、この後漉せばベースとなるスープのできあがり。
- (5)基本のスープを使い、火の通りにくい野菜から煮始めます。
- (6)キジ肉は煮すぎないのがポイントです。
- (7)塩と酒だけでシンプルに、キジの出汁を楽しんでみました。
- (8)キジ肉は、大根おろし+ポン酢か、生姜醤油で食べても美味しいです。
(9)キジの出汁が出たスープは最後まで楽しんでください。
味噌かしょう油を少し足して、ご飯をいれ、卵をといて、おじやがおすすめ!
その昔、お祭りになると、
あっちこっちの家の「おばあちゃん」が作ってくれた集落の伝統の味。
キジでだしをとるキジそば。
「昔は、今のように牛や豚なんてめったに食べられなんだもんで、
ヤマドリ(キジなど)の入ったそばは、ごちそうだったに」
今では、風味が強いキジの処理法を知っている人は少なくなっています。
【キジ蕎麦作り方】
キジの出汁に、キジ肉をいれてさっと煮てから、だし醤油とみりんを入れて一煮立ちさせ、三つ葉や芹など香味野菜をちらします。
蕎麦を茹でて、冷水でよく洗って、ざるにあげて、温かいキジ蕎麦つゆにつけながらいただきます。
若旦那推奨 スズキヤ流
キジ肉を美味しく「食べるコツ」
★キジガラは、そのまま使ってもいいですが、 出刃包丁などで、軽く骨をたたいていただくと良いです。
★キジ肉は、あっさりとした味わいです。 少し、コクが欲しいなと思う方には、ゴマ油の使用をおすすめします。
★キジ肉は、ゴマ油と相性が良いので、 鍋に入れる前に、塩をまぶして、軽くゴマ油で揉んでみてください。 味わいが深まります。
(その1)「キジ酒」おキジさま
宮中のお正月行事「晴れの膳」のお祝い酒として振舞われるしきたりがあります。
キジは勝利の象徴でもあり、めでたい時期にぴったりのお酒。
スズキヤでも、縁起を担いで、新年のお屠蘇はおキジさまです。
キジの肉をこんがり焼き、コップに入れ、熱燗(日本酒250cc程度)を注いで待つこと5分。
酒が飲みごろの熱さになり、キジの旨みがしみだしてコクのあるうまい酒ができあがり。
キジ酒は旨みが深く味が濃厚です。お好みで、事前に塩を。。。。。
(その2)シンプルに塩焼き
かるく塩コショーして、
炭火焼き、フライパン、ホットプレートなどで焼いてお召し上がりください。
シンプルですが、キジ肉本来の旨みを感じることができる食べ方です。
私は、酒のつまみにするときは、わさびをちょこんとのっけて、
お醤油をチョロリ。。。。もう、たまりません!
(その3)ハレの日のごちそうすき焼き
キジのスキヤキ料理もおいしいです。
出し汁・醤油・砂糖で濃いめの煮汁を作って、野菜・豆腐・キノコ・キジ肉を入れて煮ます。キジ肉の脂から濃い出しが出て、ふわっとした香り、甘くこくのある味付けになります。
【材料】
キジ肉(1人前150g) 白菜 春菊 えのき ネギ しいたけ 焼き豆腐 糸こんにゃく 醤油 みりん 酒 砂糖
【作り方】
牛肉のすき焼きと同じ調理方法ですが、牛すきの場合牛脂を鍋に塗りつけますが、キジすき場合は黄色の脂部の多いところを鍋にぬりつけるか、キジがらから取っただし汁を少量入れて味付けして下さい。
(その4)キジ肉の照り焼き
キジ肉を皮のほうから強火で焼きます。皮がかりっとしたら、ひっくりかえして、さっと焼いたら、醤油・みりん・赤ワインを1:1:1で合わせたソースで照り焼きにします。
香ばしくてかりっと焦げたとり皮がまた美味しいです。
スズキヤは和田宿の町並みの中心にあります。車がやっとすれ違えるほどの細い街道ですが、のんびり散歩すると、いろんな発見があります。近くにお越しの際はぜひスズキヤへお立ち寄りください。
スズキヤのお肉は、山の中の山肉加工所にて加工されています。
遠山ジンギスは昔は遠山郷の山里で飼われていた山羊や羊を使って作られていましたが、現在はオーストラリアの信頼できる牧場主が育てた羊を使用しています。
そして信州遠山郷、南アルプスのふもとの山肉加工所にて製造。スズキヤの厳格な品質安全管理のもと、まじめな地元スタッフが清潔な工場内で独自製法のたれをしみこませて、真空パックにして、クール便にて直接出荷しています。
山の自然と、遠山の衆の人情豊かな暮らしに根付いた場所に創業して60年の肉屋です。
遠山ジンギスの他に、猪・熊・鹿などの野生肉や特殊な肉とされているヤギや羊の肉は、くせがあって食べにくい…が、一般的なイメージです。
それを「美味しくて個性的でやみつきになるお肉」として「信州の山の肉」を提供しています。
【お肉の業務用お問い合せ窓口はこちら】 美味しいお肉、珍しいお肉をお探しの業者様、料理店様、お気軽にご相談ください。ご希望に応じて、最適にカット、梱包して発送いたします。お見積もりもお気軽にどうぞ。