ホルモン好きに愛されて40年のロングセラー【モツ煮にモツ焼き】
南信州は、ホルモン王国。
馬腸の味噌煮のオタグリの応用で、
豚ホルモンを煮ながら味付けする方法のやわらかい味付けホルモンが、
そのころから(約40年くらい前から)主流だったため、
生ホルモンの「とんちゃん」に対して、
「味付けボイルモツ」という名前で売り出しました。
その後、テムチンに改名。
モンゴルの大王チンギスハーン(ジンギスカン)は、
子どもの頃「鉄人」(テムチン、テムジン)と呼ばれていたので、
ジンギスカンに次ぐ、ヒットを願って命名しました。
テムチンで作る豚のモツ鍋
(1)テムチンは冷凍パックになっているので、保存する場合はそのまま冷凍庫へ。
(2)食べるときは水道水の流水で5分で解凍してください。豚モツがそのまま調理できます。3)先に野菜類を煮ておきます。(大根、ゴボウ、長ネギ、こんにゃく、キノコなどお好みで)
(4)そこへ解凍したテムチンをそのまま入れます。下ゆでしてありますので、面倒な下処理は不要です。(5)アクをとりながらじっくり煮込みます
(歯ごたえが残るようにボイルしていますので、やわらかく煮たい場合は圧力鍋など使うと柔らかくなります。)(6)今回は、「味噌鍋の元」を入れて簡単に味付けしました。
手作りする場合は、味噌、醤油、だしの素、みりん、砂糖で少し甘めに味付けします。
(7)最後にニラを入れてできあがり!(8)仕上げはうどんが美味しいです。
★歯ごたえが残るようにボイルしていますので、やわらかく煮たい場合は圧力鍋など使うと柔らかくなります。
★鉄板で焼いて焼肉のたれで食べればもつ焼きが
★少なめの汁プラス味噌味でじっかり煮詰めれば、モツ煮ができます。
《テムチンのパッケージ秘話》
トヨタの名車 ランドクルーザー40シリーズに乗った
ブタ君のイラストが目印のテムチン。

このイラストは、現社長若旦那の姉が結婚した記念に作ったものです。
社長のお姉さんは、スズキヤ創業の年に生まれました。
鈴木屋の歴史とともにお姉さんの成長があったわけです。
そのお姉さんは、進学とともに東京へ。そのまま都会に就職。
年頃になって、ある日、
黄色のランクル40シリーズを運転する青年とともに、
まだ、道路事情が悪く、舗装されてない山道を
遠山郷へやってきました。
その都会の青年の目的はひとつ。
「御嬢さんを嫁さんにください!!!」
紆余曲折を経て、二人はゴールイン。

そんな二人の結婚を祝して、作ったのが、 ランクルに乗ったブタ君のイラストでした。
その後も、二人に子どもが生まれた時、 子どもを連れて、遠山郷に来る時…・ 幸せな瞬間の傍らに いつも幸せの黄色いランクルがありました。
それ以来、このイラストは、
「幸せの黄色いランクル」と呼ばれて
今日に至っております。
スズキヤは和田宿の町並みの中心にあります。車がやっとすれ違えるほどの細い街道ですが、のんびり散歩すると、いろんな発見があります。近くにお越しの際はぜひスズキヤへお立ち寄りください。
スズキヤのお肉は、山の中の山肉加工所にて加工されています。
遠山ジンギスは昔は遠山郷の山里で飼われていた山羊や羊を使って作られていましたが、現在はオーストラリアの信頼できる牧場主が育てた羊を使用しています。
そして信州遠山郷、南アルプスのふもとの山肉加工所にて製造。スズキヤの厳格な品質安全管理のもと、まじめな地元スタッフが清潔な工場内で独自製法のたれをしみこませて、真空パックにして、クール便にて直接出荷しています。
山の自然と、遠山の衆の人情豊かな暮らしに根付いた場所に創業して60年の肉屋です。
遠山ジンギスの他に、猪・熊・鹿などの野生肉や特殊な肉とされているヤギや羊の肉は、くせがあって食べにくい…が、一般的なイメージです。
それを「美味しくて個性的でやみつきになるお肉」として「信州の山の肉」を提供しています。
雑誌で紹介されました
料理研究家・冬木れいさんの「つくって楽しい、食べておいしいお取り寄せ」に掲載されました

(本文より)南アルプスの山麓・南信濃村(現在は飯田市南信濃)は山深く空高い、日本の美しい秘境そのままのところだ。
そこにはおいしい「猪鍋」が健在で、「スズキヤ」さんという素晴らしい猪肉を売ってくれるお店がある。(中略)
私のおすすめは、やはり「猪鍋」。合わせ味噌と強めのだしのスープで、猪肉、ゴボウ、大根、にんじん、白菜、きのこもどっさり一緒にぐつぐつ煮ていく鍋。
生姜汁も少々、山椒をふっても、卵で食べてもいい。パワーみなぎる猪突猛進鍋だ。
週刊新潮「いのちの『食』訪問」
2000年5月から週刊新潮に、塩田丸男さんが、『いのちの「食」訪問』を連載されていました。
2002年10月に、スズキヤを訪問。遠山の猪肉は当然だ けど、我店がふさわしいかとも思いましたが、猟師さんと共に、貴重な時間を過ごせました。
塩田先生は、その時は79歳でしたが、 とてもオチャメな方。スズキヤのホームページが気に入って、取材を決めてくれたそうです。
詳しくは週刊新潮「いのちの食訪問」のページをご覧ください
信州日報の記事「山肉を遠山郷の文化に」
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