2002年6月のお便り
6月のお便り
先月のお便りで、熊ん蜂の遠山での呼び方について書きました。私は「狸ベボ」と呼んでいたが、
北隣りの旦那さんの呼び方は、「垂る木ベボ」-。…当店から南へ7軒目に、物知りの金物屋さんがいます。
その方に聞いたら、「俺もタヌキベボって言っとったぞ。」…もしかして、我家と玉屋(隣の屋号)さんを境に、
北は「タルキベボ」で、南は「タヌキベボ」か?
さて、このお便りで虫やら小鳥の事を書くから、周囲は私の事を、鳥好きの暇な肉屋と思っているかもしれない。
これからの季節よく頼まれます。「ツバメのヒナが落ちとるで、巣に戻してやれよ。」
「ムクドリが壁に挟まっとるで出してやってくれ。」
過疎の村では、いつまでたっても若い衆で…重宝がられているのです。
肉の鈴木屋 若旦那
投稿日: カテゴリ: 若旦那のお便り タグ: 投稿者: 肉屋の女房