2015年2月のお便り
2月のお便り
南信州の熊は、12月の第一週ころに冬眠します。冬眠の最中に出産もするので、冬ごもりの熊猟は自粛します。
猪は年を越すころに発情期に入り、色ボケしてエサよりも、異性を捜すから、やせてしまう。鹿も、雪が深くなるから、1月、2月と日が経つほど、やせてしまいます。
2月15日で、猟期は終わりますが、肉屋の胸が高なって、目を見はる様な山のモノは、やはり11月末から12月末までが多かったです。
ところで、2月は一番寒いし、雪も多いけど、日々日差しが長くなるので、気持ちは和らぎます。「春になったら・・・」という会話も多くなります。
さて、昔は右肩上がりで良かったと言う。人の口も、財布の数も中身も増え続けたとはいえ、高度成長時代も、世の中や社会の構造は、激変していた。公害はあったし、オイルショックは13才の時で、プラザ合意は30年前だから、オラは見て来た。
54才の男としては、変化に対処対応して、次の世代委が希望を持てる世の中にしたいなー。
肉の鈴木屋 若旦那