2014年12月のお便り
12月のお便り
1箇月は、4週間と2日。
1年は、52週間と1日で、あっという間ですね。
信州長野県では、「お年取り」と言って、大晦日におせちを食べます。
わが家では、油なしのケンチンみたいな汁物(お菜汁)を食べ、年取り酒は、あぶったキジ肉を熱燗に入れてキジ酒。年越しそばは、つゆで猪肉を煮た猪ネギそばと、遠山郷の肉屋らしい献立てです。お隣の天龍村では、ブリ大根ならぬウサギ大根を年取りに食べる風習もあって、ラジオで紹介されました。
さて信州人は、お茶の時間を大切にして、お茶うけは、漬物だに。独身の頃は、漬物の上手な嫁さんをもらえと言われました。
女衆は、お互いに自家製の漬物をご近所に配って、お茶を飲みながら「人の漬けたのは美味いなー」などと言っとる。
野沢菜やかぶ菜は、霜が降りると美味くなるそうですが、ちなみに山の猪肉も寒くなると、美味しさが増すんです。
肉の鈴木屋 若旦那