2014年6月のお便り
6月のお便り
信州遠山郷は、鎌倉時代には「江儀遠山の荘」という地名。
遠山郷の殿様は「遠山の金さん」の親類で、先祖は歌舞伎「暫」で有名な鎌倉権五郎。その遠山氏の菩提寺が龍淵寺で、ウチの店からも、鐘の音が聞こえます。
このお寺には、バンドリ(晩鳥・ムササビ)が5家族くらい住んでいるようです。
青葉の鮮やかなこの時期には、アオバズクというフクロウの仲間も、お寺に来ます。
さて、先月は孟宗竹のタケノコが豊作で、朝・昼・晩はお茶の時間にも出してくれて、食べ飽きたけど、ハチコウ(淡竹のタケノコ)は、風味も食感も別格だに。
煮物にする時は、親鶏を使う。普通、出回っているトリ肉は、生後50~60日だけど、親鶏は半年~1年。少々かたいけど、味がしっかり出ます。
肉の鈴木屋 若旦那