2012年12月のお便り
12月のお便り
鹿や猪は何万頭もいるのに、人間は1500人しかいない所で、肉屋をやってます。
「ウチの商売は、過疎との戦いだ!」というかけ声を、20人近くの従業員が支えてくれるけど、82才の父親に手伝ってもらう時も、しばしば。79才の母は、いつも。
税金を納める事と、ウチの店の仕事を続けて、お客さんや地域に喜んでもらう事が、国家への貢献だと思ってます。
師走の総選挙は、消費税増税と、大企業重視を認めた結果になったけど、国防軍はやめて下さい。それよりも、シロアリ退治、震災復興、子育て支援が、日本のためになりますに。
さて、昨年は奥山(おくやま)のドングリが豊作だった。今年は、奥山も近山(ちかやま)も豊作の所と不作の所とばらついて、山の猟師さんは、獲れる人と獲れない人に、分かれてしまいました。
全体としては豊猟で、解体作業が目まぐるしかったけど、店や工場の周りで、舞っている雪虫を見かけると、ホッとしますに。
肉の鈴木屋 若旦那