週刊いな「お肉のよもやま話」 今回のテーマは、「肉じゃが」
恒例の週刊いなさんの、お肉のよもやま話が掲載されました。
いつも、ありがとうございます。
今回のテーマは、「肉じゃが」。
スズキヤ流は、豚スジの肉じゃがです。
朝晩、冷え込んでくるようになりましたね。
肉じゃがをほおばりながら、ぜひ一緒にご覧いただきたい
若旦那さんのお話。
■肉じゃがを旨く作れりゃあ男なんてイチコロだに、みたいな話を聞いたことがある。
肉+じゃがいも=肉じゃが。こんな簡単な料理で男の胃袋を掴めるのだ。
それぞれ、思い出や味付けに違いはあるけど、
「肉じゃが」は大勢の衆が「おふくろの味」「日本の味」として思い浮かべるメニューなんだかな。
子どもの頃に親しんだ、お母さんの味。いくつになっても特別なもの。
オラも含めて、男はいつまでも子どもっぽいなー。
豚すじ、もちろん、焼くだけでも、歯ごたえ旨味凝縮の味わいを楽しめるんだに。
■・・・なんて、感傷に浸っとったら、この間、肉じゃがの発祥は「東郷平八郎」だなんて話を聞いた。
ロシアのバルチック艦隊を撃破し、旧日本海軍の軍神と称される東郷平八郎さん。
東郷さんがかの地で食べたビーフシチューの味が忘れられず、
料理長に命じた「ビーフシチューを作れ」という無茶ぶりから生まれた料理だったとか。
当時は、デミグラスソースに欠かせない赤ワインなど手に入らない時代。
代わりに醤油や砂糖を使い、試行錯誤の末、ビーフシチューとは似て異なる料理一つの料理を完成させた。
食べてみればこれはこれでおいしい!
しかも肉を効果的に食べられ、航海中の栄養不足で脚気などにかかることが多かった海軍には、
もってこいだったんだって。
こうして、生まれた肉じゃがは、革新的な艦上食として広まって、
やがて家庭料理として定着していったんだってさ。
なんだか、はじめは、いきなり、男っぽいイメージの料理だったんだな。
■そういやあ、オラんちも、普通の肉じゃがはおかあちゃが作ってくれたが、
それとは別に、男子厨房に入るおとうちゃが、
気まぐれで「豚スジの肉じゃが」を作ってくれた。
大鍋にドカッとスジを入れて、でっかいゴロゴロしたジャガイモとニンジンを入れて
酒と醤油と砂糖で味付けて、グツグツコトコト放置しただけのような荒っぽい肉じゃがだったが、
これは妙にうまくて、スタッフの衆のお茶請けにも好評だったに。
豚スジ串もホロホロになって美味しい!
■豚肉を精肉にするときに出る豚スジは焼いて食べても旨いから、
ウチじゃ、コンスタントに売れる定番商品だ。
ド定番の商品でジンギスだれで味をつけた「特製味付 豚スジ肉のコリコリ焼き」と、
「豚スジにんにく胡椒味」も人気で、煮ても焼いてもいい。
ちょっと前まで、スジといえば「牛スジ」で、豚スジは極々少数派だったけど、
この間、クックパッドを見たら、16種類もレシピがあがってた。少し認知度あがってきたなあ。
■ちなみに女房殿は、ぶたじんや、豚スジのコリコリ焼きで肉じゃがを作る。
ほいで、翌日、少し余るとカレールーを入れて、カレーにしちゃうって言って、
「和風だしのリメイクカレー」だなんて言って、坊に手伝わせて作っとる。
肉じゃがとリメイクカレーが旨く作れる男になって、女子の胃袋をガッツリ掴むんだぞ、坊。
*--------------------------------*
と、スズキヤの坊ちゃはきっと…上手に作れるようになるんでしょう!ねと思いました。
定番の豚肉以外にも豚スジや、豚スジの味付(コリコリ焼)で肉じゃがを作るのもおすすめです。
スジの噛めば噛むほど旨味の出る感じは、なかなか他にはない肉じゃがを楽しめると思います。
スタッフの中では、ぶたじんで肉じゃがも人気なんです。
肉じゃがだけでも、レパートリーが広がりますね!
あったか、ほくほくメニューが恋しい季節になりました。
ぜひ、スズキヤ流の肉じゃがをお楽しみくださいませ。
https://www.jingisu.com/fs/suzukiya/c/pork
常連さんは、アレンジメニューで豚スジのコリコリ焼を焼いてラーメンにのせて
楽しまれていました。汁物もあったまるのでアレンジもいいですね。
豚スジ、豚肉で、おうちご飯をぜひお楽しみくださいませ。
※プレゼントの応募は、週刊いなさんになりますのでご了承くださいませ。