2022年7月のお便り
7月のお便り
オラは、1960年生まれ。
昔はお肉は時節句(ときせっく)
何かの時しか食べられなくいて、
カレーの具はチクワや魚肉ソーセージ…という友人も多かった。
土用の丑の日は、ウナギではなく肉を食べる日、
という家庭がここ信州遠山郷ではけっこうあった。
牛、馬、ウサギなどウのつく肉は勿論、
鶏肉、豚肉、猪肉、鹿肉ととにかくよく売れた。
ウナギの蒲焼を食べられない人は、
鶏のモモ焼き(ローストチキン)を買いに来てくれて、
今でもクリスマスくらい売れますに。
戻り梅雨の7月でしたが、これから猛暑が続くかもしれません。
少しでも良いので、お肉を食べて下さい。
元気、やる気が出ます。
40年近く肉屋をやっていますので、この夏は「夏ダレ」を復刻させます。
柚子の香り、豆板醤でちょっと辛さも加えて、
付け合わせは千切りキュウリ。そうめんにも合いますに。
オラの両親は、65年前の7月に肉屋を始めたようです。
若旦那