肉屋の本棚/Vol.9 『ホルモン料理の可能性』
◆肉屋の本棚◆ Vol.9
『ホルモン料理の可能性』
最近、某新聞記事の話題で「ホルモンうどん」など
独自の肉食文化が発達している岡山県津山市のご当地料理「よめなかせ」の話題がありました。
よめなかせは牛の心臓近くの血管の部位の名称でコリコリとした食感が魅力なホルモン。
遠山地域では「タケノコ」(馬)と呼ばれています。
もともと食肉用として切り出された肉以外の部位である「ホルモン」でしたが、
現在では色んな創意工夫とアレンジでお店でもホルモン専門手もあるくらいにポピュラーな食材になっています。
そんなホルモンの新しい部位の開発や新しい調理法など、
ホルモン料理の可能性と、モツ焼き屋と焼肉店の可能性をテーマにしたこの一冊。
著者:石井宏治 発売日/2014/01/01
数多くある部位のホルモンを写真とイラストで分かりやすく、しかもその部位を使った料理を紹介。
豚のホルモン料理35品、牛のホルモン料理23品、豚&牛ホルモン料理3品と、見ているだけでお腹が空いてしまうほど。
そしてかつては捨てていた部位を色んな付加価値をつけて利益にしていくという、ホルモンの可能性、著者の思いも感じる1冊です。
思いといえば、スズキヤのホルモン愛も深いですのよ!
南信州のホルモンの消費量は長野県内でも飛びぬけています。
モツ好きの南信州の衆から支持されているスズキヤの商品。
美味しいモツ、珍しいモツをスズキヤの秘伝のたれにからめました。生ホルモンとボイルとあります。
オラのオトウチャは、オラよりも、さらにさらに強い酒飲みで、
まあ、親子仲良く酒を酌み交わす、なんつーのも、照れ臭かったし、
なんつーか、抗う気持ちがいつもあって、あんましなかったけど、
オラのホルモン、モツ好きは、オトウチャからきとると思う。
でも、これからの若い衆は、わりと、ホルモン・モツの旨さに接する機会が
なくなってくると思うから、手を変え品を変え、モツ・ホルモンの良さを伝えていきたいですに。
・・・・オラは、オラんとこの坊主と酒を酌み交わす日が来るんだろうか・・・・。