肉屋の本棚/Vol. 12『わが家でつくる 合鴨料理』
◆肉屋の本棚◆ Vol.12
『わが家でつくる 合鴨料理』全国合鴨水稲会 編
お陰様で新商品の「山の鴨肉鍋」が人気で有難いことなんですが、社内でもちょっとした鴨ブーム。
というわけで、今回の本棚はそんな合鴨肉についての本をご紹介。
鴨肉って実は世界中の人たちに愛されていて日本では御馳走として食されてきました。
しかも合鴨は、牛や豚に比べると体に良いと言われる不飽和脂肪酸や
ミネラル、ビタミン類が豊富で、昔から食養生の世界では鴨肉は「滋養に富む」食材と言われヘルシーなお肉としても知られています。
そんな鴨肉料理の美味しい食べ方がたくさん掲載されている本作。
料理だけでなく合鴨とはからはじまり合鴨の捌き方まで
鴨肉について詳しく掘り下げているページもあって興味深いです!
出版社/農山漁村文化協会 発売日/2000/9/1
レシピ以外の合鴨の情報も豊富で料理前に知っておきたい情報も掲載。
例えば…
①油をひかない
②煮過ぎない、焼きすぎない
③臭いはこうして消す
など、予め知っておくとより合鴨料理が美味しく作れちゃいます。
詳しくは本作をご覧ください。
【気になるレシピ】
『合鴨のロース煮』p64
火の通り加減が難しそうですが、甘辛い味が染みた柔らかい合鴨の味わいを楽しみたい!
本作には簡単にできると書いてありますので一度やってみたいです。
このレシピにはこのお肉を使うといい!
■あなたに愛鴨(アイガモ)ブロック
他の料理にもこの合鴨ブロックは使えるので重宝します。
是非お試しを!
遠山は湖沼がないもんで、鴨とかの狩猟は盛んじゃなくて、
もっぱら、4つ足の猪・鹿・熊の大物猟がメイン。
鴨肉と言えば「鴨がねぎ背負ってやってくる。」
日本では「鴨鍋」や「鴨南蛮」などとして知られている鴨肉。
フランスではジビエとして親しまれとる。
日本で鴨っちゅーのは、ほとんど「合鴨」じゃないかと思うに。
一般的に食べられている鴨は食用として飼育されたものがほとんど。
ほいだが、歴史はながくて、その品質もすばらしい。
いまは、牛・豚・鶏の肉が主流だけど、
そのおいしさに目覚めちゃってもいいカモだに。