2022年11月のお便り
11月のお便り
父の一周忌で帰省した姉が鬼の首を取ったがごとく、喜色満面で私に言った。
「お母さんがお前を指さしてあの男は誰だあ?ってワタシに聞いた、にー。」
年に何回かしか合わない娘は忘れずに、毎日毎日、お世話お世話している息子を忘れるとは。
・・・まあ、いいよ。お母さんは、子供に戻って、面白いから。
中学2年の孫の、赤ちゃんの時の写真に、いつも話しかけては「この可愛い子は、笑っとるだけで、返事をせん、なー。」と言ってます。
中2の孫が、時々腹話術で返事をしてやると、「この子と話しとってお前に聞いとらん。」って。
それとか洗面所の鏡に映った自分に、「こっちに来い。」と手招きもしています。オラも老人になったら、若い衆に面白がられるようになりたい、に。
さて、狩猟の季節になってますが、今のところ例年並みか、やや多く持ち込まれていて、私の店も、冬の表情になっています。