2022年12月のお便り
12月のお便り
晩秋に、フワフワと舞う雪虫(綿虫)。
オラはこの情景がとても好き。この10月、11月は例年の3~4倍も出てきて心をいやしてくれました。
何十年もお付き合いのあった生産者が廃業したり、名人の猟師さん達が高齢で相次いで引退したり、輸入の豚肉が国産より高価になったり・・・と、今まで仕入れできた食肉が、ここに書ききれない位、手に入らなくなってきている現状です。
聞くところ、魚介類や日本酒でも、似た状況があって、今まで食べてこれた事、今食べられる事に、感謝せねばと強く思います、に。
さて、信州遠山郷では、12月に霜月祭りの季節で、「千と千尋の神隠し」のモデルになった湯立て神楽があります。
オラも30年以上、このお祭りの舞人をして来ましたが、60才代で経済の大きな変化を乗り越えるために生業の肉屋に専念することにしました。神様も「お前は、そっちを頑張れ。」と言ってくれると思います。
若旦那