「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2023年3月号 | 【ジンギスカンと天然ジビエ/肉のスズキヤ】

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「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2023年3月号

週刊いな「お肉のよもやま話」2023.3.23
今回はスズキヤの新商品!「養生ジンギス」についてご紹介させて頂きました!

 

■ここのところ、お肉界隈でも、牛・豚・鶏肉を「トリプルミート」だなんて呼んで、ポテトチップスやピザ、カレーなどに 応用している様子をよく見る。
トリプル丼なんてのも。
ただ、複数の種類、畜種のお肉を同時に使う考え方や料理やレシピは昔からある。
ハンバーグや肉団子に、合挽肉を使ったりするが、合挽はダブルミート。牛や豚など2種類のお肉を同時に挽肉にする。また、ラーメンなどのダブルスープ。カツオなど魚介類系のだしと、豚骨や鶏ガラのスープを合わせる。寄せ鍋だって「異種鳥獣魚介野菜料理」だって言えるに。
複数の異なる素材が力を合わせる「異種鳥獣肉・魚介・野菜料理」は、食生活のアチラコチラにある。
「桃太郎」も「大きなカブ」も「ブレーメンの音楽隊」も、みんなで力を合わせるじゃん。
もうね、みんなで力を合わせるのってのは大事だに。

 

■「何も足さない 何も引かない」っていうキャッチフレーズが印象的だったサントリーのピュアモルトウィスキー。単一、純粋なイメージを持つと思うけど。
でも、なんにもまったなく混ぜない、一切混ぜないウイスキーっていうのは、あんまり存在していなくて、同じ蒸留所のウィスキー原酒でも、樽によって、出来にばらつきがあるので、それらを混ぜ合わせて、出来るだけ味を平均化する。ほかにもいろんな混ぜ方があって奥が深い。
混ぜること、ブレンドは技なのだ。
「混じりっけなしの」っていう冠言葉は、わりあい使われるけど、コーヒーの世界もブレンドは技だし、日本茶も、産地や品種、茶葉の蒸し具合などが異なる茶葉をブレンドする茶師がいる。
ワインだって、ワインの原酒を混ぜ合わせるという伝統的なワイン造りをアッサンブラージュという。
 
■肉屋は、基本的には、単一・素材そのもの・純粋に、その味だけを食べてもらいたい。
オラもそうだが、多くの肉職人はみなそうだと思う。かなりの酒飲みだったオラのオトウチャは「お客様に喜んでもらいたい」一心で、昭和35年、創業間もないころ、5種類の豚のホルモンの部位(大腸・小腸・ガツ・レバー・チレ)を、部位ごとに味付けしたり、切り方に変化をつけたり、割合を変えたりして、滅茶苦茶工夫したのちに、「とんちゃん=混ぜモツ」をつくった。
ひとつひとつの部位の味わいが総合的に昇華して絶妙な味わいを醸す。60余年たった今でも看板商品だ。
けんかっ早いオトウチャが作った総合格闘技的な力強い商品だと思う。

■そんな強いオトウチャは「養生」って言葉をよく口にした。そして、孫であるオラの息子には「なんでも喰え」とよく言っていた。シンプルに、いろんなものをなんでも食べると強くなる、そういう考えだったと思う。オラは、その考えをベースに、鶏・豚・羊のお肉を組み合わせたトリプルジンギス「混ぜジン」を作った。
二代目のオラはオトウチャのように力技でなくマイルドに「たのしい・うれしい」をプラスしたつもり。そして、みなさまの「元気」に貢献したいから、ダイスカットのにんにくも入れた。食感もたのしく、鶏・豚・羊のお肉と一緒に頬張れば、味も濃厚でガツンと旨いに。
肉職人としては一畜種ずつ味わったり、三種一緒に頬張ったり、いろいろに試して、うまさ3倍、たのしさ3倍の時間を過ごしてもらいたい。「養生ジンギス」で「養生焼肉」「養生時間」を!

 

 

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「輪っしょい遠山」でスズキヤの「養生ジンギス」を紹介しました!

3月26日、日曜日に「輪っしょい遠山」さくら×うまいもんまつりにスズキヤも出店しました!
当日は雨に見舞われながらも多くのお客様が来て頂き大盛況でした!
記事で扱った新商品「養生ジンギス」もお披露目!たくさんの方から好評を頂きました!

【新商品】養生ジンギス 250g
羊、豚、鶏のトリプルミートジンギス!

 

投稿日:   カテゴリ: イベント・催事・試食販売, メディア掲載 告知, ▽ブログ  タグ:   投稿者: 羊衛門(ヨウエモン)

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