◆肉屋の本棚/Vol.32『ワイン家のオーブン料理』
◆肉屋の本棚/Vol.32『ワイン家のオーブン料理』
最近、コンパクトな今風の家に、薪ストーブの煙突があるお家をよく見かけます。
燃料の薪がきちんと積まれているのを見ると、そんな準備をするのも、
火を上手に調節するのも、きっと大変なんだろうな、と想像しつつ、
そんな時間を大切にできる暮らしが、ちょっと羨ましかったりします。
この本は、薪ストーブを作るチェコ出身の父と、織物作家の日本人の母を持つ
ワインあけびさんの著書で、料理家の彼女と両親のエッセイ、
オーブンを使ったさまざまなレシピが掲載されています。
発売日2022/12/24 出版社/リトルモア
あけびさんは高校を卒業すると、プラハに留学し、
その後、パリやイタリアのレストランで働いた経歴をお持ちです。
ギリシャやチェコ、シチリアなどにも旅をしていて、
現地で出会った美味しいものの思い出が、表現力豊かに書かれています。
【気になるページ】P106 ラムのラベンダー焼き
ローズマリーとドライラベンダーを刻んで、
塩胡椒と混ぜてハーブミックスを作り、
ラムのもも肉にまんべんなく振ってから焼くというもの。
こんな料理には、スズキヤの『ラムラック』(骨付ラムカタロース)がオススメ!
https://www.jingisu.com/c/mutton/1149
こんなお肉ならきっと、本と同じようにできるのではないでしょうか。
じっくり焼ける薪ストーブのあるお家の方に、
ぜひ挑戦していただきたい一品です。
オラはこの本を読んで、
昔やっとった「大草原の小さな家」を思い出した。
いつか、オラも、こういうレシピ本のスズキヤ版をまとめてみたいぞぉ。