「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2024年2月号 | 【ジンギスカンと天然ジビエ/肉のスズキヤ】

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「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2024年2月号

週刊いな「お肉のよもやま話」2024.2.22
今回は「勝負メシ」についてご紹介させて頂きました!

 

■勝負メシ、勝負飯、勝負ご飯、勝負ごはん。チカラめし。
ここからが勝負だ!という場面で食べられる食事を通称してそう呼ぶに。
願掛けとか、ゲン担ぎとか、ジンクスのように良い結果をもたらす意味で食べられるわな。
試験を目前に控えた受験生が「勝つ」にかけてトンカツを食べたり。
大事な大会直前のアスリートが試合前にカレーみたいな特定の料理を食べたり。

■スーパーやコンビニなどで気軽に買える「合格祈願お菓子」もそうだわね。
カナエルコーン 、カナエルコーン勝とう(ガトー)ショコラ味、ウカール、キットカット、
「かっぱえびせん」が「勝っぱえびせん」だったり。

■オラは、肉屋、食べ物屋だから、
そのひとが食べたものがそのひとを作る、そのひとを良くする、
人を良くするのが「食」だと、心の底から思っているので、
その時その時に、どんなものをひとが食べるのか、興味があるんだに。
歴史上の人物や、偉大な経営者の勝負メシなんてのにも興味がある。
家康の勝負メシはキジ鍋だったって言う話も、
山の肉屋としてはおもしろかったなー。

■ここ最近必ず話題になるのが、将棋の対局における「将棋めし=勝負めし」。
なぜ将棋の対局での食事が注目されるのか不思議だったけど、
将棋って勝負の時間が長くて、他の競技では休憩の食事なんてめったに見られないから、
食事にその棋士の個性がほとばしるんだって。
真剣勝負の時に、何を選択して食べるか。食にはその哲学が出るのかな。

■オラは、ちょっと前に、藤井聡太棋士が、
勝負めしに「猪肉そば」を選んだってニュースを見た時にゃビックリした。
香ばしく焼いた猪の肉とそばのハーモニーが絶妙な一品だったそう。
二十歳ばかの青年が猪肉そばなんだ、すごいなと思ったに。
彼は、猪肉そばだけじゃなくて、キジうどん、鴨せいろそば、とか、
ジビエ系のなかなかシブイものを勝負めしに選んどる。
猪肉やキジ、鴨とか、オラも扱っているお肉が、
藤井棋士の血となり肉となり力となっているかと思うと、山の肉屋としては誇らしい気分だ。

■ちなみに、オラのとこの坊主は、高校受験だった。
どうも坊主なりにちょっと緊張しとるようだったが、親は信じて見守るほかない。
女房殿は、前日の夜に、猪のヒレカツを揚げとったわ。
「猪カツ」は「志士カツ」、幕末の志士とか、高い志をもつ人のチカラになってほしい、
やっぱり、勝・克・活・喝・カツだーと言って、揚げながら気合いを注入しとったみたい。
坊主がはじめて食べた肉は「御吉兆」と鳴く鶉、そして勝負めしは猪カツ。
どんな人生を歩むかわからんが、食べ物は人を良くするで、なんかの時には肉食べて元気だせよー。
オトウチャやオカアチャは肉で応援するでなー!

投稿日:   カテゴリ: メディア掲載 告知, ▽ブログ  タグ: ,   投稿者: 鶏平

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