2024年4月のお便り
江戸時代、野生獣のお肉を扱う店を、モモンジヤ(百獣屋)と呼んできて、
百獣の肉の王はアナグマ肉だったと聞いています。
ウチの村を流れる渓流、遠山川の女王は、
アメノウオ(天女魚)で他所ではアマゴ(雨後)と呼ばれています。
雨上がりによく釣れるからアマゴ(雨後)になったらしいけど、
この芽ぶきの時季の雨上がりの山々は、清々しくて気持ちが洗われます、に。
さて、ウチの息子も4月から高校生ですが、
山の中なので朝5時起きで、1時間半のバス通学。
ヨメは、3時55分(さァ、ゴーゴー)に起きて、弁当を作っています。
今のところ、二人ともヤル気満々で、山と一緒に笑って、おかげです、に。
オラとしてはこの不景気で泣きたいのですが、
小鳥たちがさえずり、山が笑い、
雨後の清々しさにいやされてしまうのか、
笑顔になってしまいます、に。