「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2025年3月号
週刊いな「お肉のよもやま話」2025.3.27掲載。
今回はハンバーグ&餃子のお話し!
ハンバーグと餃子
厚生労働省は「健康的に生活できる期間を示す【健康寿命】」の結果を定期的に公表している。
男女とも全国一位は静岡県。特に静岡県の女性がいちばん!
その要因は、気候が温暖で、日常的にお茶を飲むことだって、解説されていたけど、
オラはなんかほかに、コレだ!って要因があるんじゃないかなってその時思った。
そしたら、この間、健康で長生き県民ランキング1位の静岡の女性は「毎週ハンバーグ」って、
いう記事やニュースを見かけちゃった。海があるから、
魚介類のイメージももちろんあるんだけど…。
ほらね、やっぱり!ってオラはほくそ笑んだに。
すぐに思い浮かんだのは、県民のソウルフードとして親しまれている、
静岡にしかない絶大な人気のハンバーグチェーン店「炭火焼ハンバーグさわやか」。
「静岡といえばさわやか」「さわやかを食べに静岡に行きたい」なんて言われているくらい。
そして、餃子の購入額日本一の浜松。
ハンバーグにしろ餃子にしろどうも、ひき肉を使った料理に
健康長寿のヒントがあるんじゃないかと思う。
ひき肉は食が細くなったり歯が悪くなったりした人でも、
しっかりおいしく食べることができる。
そして、お茶。静岡県はお茶どころ。お茶をよく飲む。
がん細胞の増殖を抑制する働きがある茶カテキン、血管の健康を保つカフェイン。
きっとハンバーグを食べるとき、餃子を食べるとき、食事の時にもお茶飲んでるんだろうな。
静岡で晩年を過ごした徳川家康も戦国時代に誰よりも肉を食べ、
平均寿命50歳といわれる時代に、75歳まで長生きしたんだに。
静岡県民は、きっと、家康公の教えを守っちゃってるんだなぁ(笑)
最近、浜松市と長野県飯田市を結ぶ
約100キロの高規格道路「三遠南信自動車道」の一区間で、
浜松市天竜区水窪町と飯田市南信濃をつなぐ「青崩峠トンネル」が貫通した。
この3月2日には工事の完成式も行われた。
静岡、浜松がグンと近くなるから、健康寿命日本一の静岡にしっかり学びたいぞぉ。
さあ、我が長野県、遠山郷、飯田はどうだ?
静岡と同じように、お茶はしっかり飲む。焼肉の街だから、お肉は食べる。
そこに、ハンバーグと餃子をプラスしてみたら?
おうち焼肉でお肉と野菜以外に楽しむ具材ランキングってのをあっちこっちでやってて、
けっこうなおうちで、焼肉の時にハンバーグも餃子も焼いているようだ。
少し食が細くなったり歯が弱くなったおじいちゃやおばあちゃも、ひき肉素材のものならイケる。
ハンバーグや餃子は、焼肉のたれで食べてもウマイぞ。
健康寿命の長い県全国ランキングで長野県は23位。
青崩れ峠トンネルを通じて、静岡に学んで、健康寿命を延ばしていこう!
オラは、肉屋として、鉄板の上で、静岡と長野の融合が図れるように知恵をしぼるぞぉ。
イカ(烏賊)ジン、カイ(貝)ジン、チャ(茶)ジン...とかじゃないやつでと
女房殿には言われてますが…。