2018年11月のお便り
11月のお便り
白くてフワフワ舞う不思議な虫。雪虫(綿虫)。
今年はやけに多くて群れています。大雪の予兆?
さて、11月15日から猟期が始まりました。
毎年、山ノモノ(猪・鹿・熊たち)は、よく知っていて、猟期解禁から1週間はどこかに行ってしまい、猟師さん達は「山のモノが消えた。」と言うもんです。・・・今年は違いました。初日からドカドカ搬入して、山の肉屋はテンテコ舞いです。
山肉が一番美味しいこの時季に、ほぼ1年分を丸太で仕入れて、皮をはぎ、骨を抜き、精肉に仕上げるので、すさまじく忙しく、私の場合は、ホッペタがこけてしまいます。そこんとこを知らない人は、「ダイエットしたのかしら」とか、「病気かしら」とか、「そんなに業績が悪いのかしら」などと思っているかもしれません。そういう勘違いをされないために、私は日本酒を飲みます。ホホがこけても、肌つやが悪くならない気がします。
それで、この日本酒のチカラで、イの一番に美味しい猪肉をさらに美味しく食べようと、「猪肉の酒粕みそ焼き」を、この冬に作ってみようと思ってますに。
肉の鈴木屋 若旦那