2017年7月お便り | 【ジンギスカンと天然ジビエ/肉のスズキヤ】

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2017年7月お便り

7月のお便り

ウチの工場は、山まで歩いて1分で、近くでウグイスがさえずる。同じ鳥だと思うが、年々上達して、単なるホーホケキョでなくて、様々なホーホケキョを聞かせてくれて嬉しいけど、土用に入ってもさえずっていると、早く良いメス鳥と出会えますように、と祈ってしまいます、に。

私の父は、戦時中の小学生の頃、朝鮮から来た衆に焼肉を食べさせてもらった時、将来はこの焼き肉か、マッチ工場で身を立てたいと思ったそうです。

成人して、製材所のノコギリの目立をしていたけど、魚屋の看板娘だった母との結婚を機に、マトンの味付け焼肉を看板にした肉屋を始めたのが、60年前の土用の丑の日。

昭和30年代は、お肉は普段食べられず、時節旬、何かの時しか食べれないので、滋養を付ける土用の丑は書き入れ時で、親類中が手伝いに来てくれて、お祭りみたいに賑やかだったなー。

「鶏でジンギスを作ってくろ。」「豚肉で」と、お客さんの要望に応えていたら、9種類の畜種で、31種類のジンギスになりました。毎日ジンギスが食べれますに。

鈴木屋 若旦那

投稿日:   カテゴリ: ▽ブログ, 若旦那のお便り  タグ:   投稿者: 肉屋の女房

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