2016年1月のお便り
1月のお便り
「寒い時は、やっぱり寒くないと、いかん。」と言っていた里の衆も、1月下旬の寒波や大雪には、「変なもんが、降って来やがって。」となります。
猟場は、雪が積もらないと行けないような地形もありますし、「雪が降らないと、猪や鹿を見つけにくい。」と言っていた猟師の衆も、「雪で、山へ行けん。」となります。
天気や自然って、人間社会の都合や程度に合わせてくれないから、工場の中で作物を作って、野菜が工業製品になる事例が増えるんだわなー。
お肉でも、生産者の手を厚くかけた家畜もあるし、奥山まで行く山獲りの野生獣もあります。それぞれの持ち味を生かして、時々感謝して、私たちのカラダと心の糧にしていきたいです。
実は、オラも雪が降ると仕事が増えるのであまり良く思わないんだけど、子供の満面の笑顔と、山里で見かける小鳥が増えるので、雪かきに励めますに。
肉の鈴木屋 若旦那