龍の角と鹿の角の謂れ。龍の立て神守り
「末広がりで、幸運がとぎれない」と珍重されてきた
猪のタテガミの御守「猪の立て神お守り」。
https://www.jingisu.com/c/event/ofukuwake/15008
わたしの実母が、ひとつひとつ一生懸命作らせてもらっていまして、
ただいま、なんと12種類。
そして、もうひとつ、新たな仲間が加わることになりました。
それは、「龍」をモチーフにした、立て神守り。
来年の干支が、辰年で、龍・竜であることと。
最近、徳川家ゆかりの龍城神社へ参拝に行ったりしたこと。
そして、実は、龍の角は「鹿の角」をモチーフにしていると言われているため、
山の肉屋としては、なんだか龍に親近感が沸いちゃっていまして。
鹿の角特集
https://www.jingisu.com/lp/shikanotuno/
龍は、①鹿の角②駱駝の頭③鬼(幽霊)或いは兎の眼④大蛇の体⑤蛟(みずち)の腹、
⑥鯉の鱗⑦鷹の爪⑧虎の掌⑨牛の耳の「九似」の特徴を持っていて、
風雲雷雨を司り、古くから神聖視され、吉事のモチーフとされているようです。
そんなわけで、母と一緒にさっそく試作を開始しました。
龍の表現はなかなか大変で試行錯誤を繰り返しました。
牛みたいにかわいくなっちゃったり。
きつねみたいになっちゃったり。
馬みたいになっちゃったり。
煮詰まって、タツノオトシゴに逃げてみたりしました。
でも、あるとき、空を駆け上るような雲を見ていて、
昇竜を思いつきました。
最初は、なんだか、へびのようでしたが、
ああでもないこうでもないと、繰り返しそのカタチを追い求めました。
結果的に、Sの字を描いて、空を駆け上る龍に。
SはスズキヤのSです(笑)
そして、ついに、原型ができあがりました!
大空へ駆け上っていく龍。力強い昇り龍が、みなさまに幸運をもたらしてくれますように。
色や柄もいろいろに。龍の持つ「宝珠」もいろんな色にしてみました。
あたらしい年に向けて、ひとつひとつ願いを込めて、作ってまいります。
どうぞどうぞお楽しみに。
投稿日: カテゴリ: 鈴木一家 タグ: 投稿者: 肉屋の女房