遠山中学校の学有林学習
遠山中学校は、昭和32年に設置された
約17ha の学有林を保有しています。
PTA 組織には「学有林部」ってのがありまして、
学有林部と地元森林組合の協力で、
年に1回ですが全校で学有林学習を行い,
植林や枝打ち、下草刈りなどの作業を学んでいます。
今回は、あたらしい道づくり。
ずっと、コロナや災害の影響で、活動が縮小されてきたのですが、
今回は、ガッツリ実施。
静岡県と長野県の県境の尾根周辺まで道をつくりました。
わたしは、今回、中学3年のPTA役員で、はじめて参加。
これがまた、たまげました。
本気の道づくりでした・・・・。
これは、軽い登山をしながらの作業で、
もうほんとに大変でしたが、得難い経験でした。
学有林設立当初の記録に、その思いが残されています。
「我々の先輩達は山によって生活してきた。
今後も山によって生きていかなければならないことに変わりがない。
遠山の人達は山を愛し山の木を育てていけば,
それが自然のためにも人のためにもなるのである。
20年後,30年後のうっそうたる学有林を夢に見ながら、
山の木を茂らせていきたいものである。
自分の心を大きく育てれば,
山の木も育ち,木が育てば人の心も美しく育っていくであろう。」
先輩方の思いを受け継ぎ,森林の保全について学習をしていくことが
遠山中学校の伝統です。
そして、山に生かされているのは、まさしく山の肉屋です。
そんな思いも、くたびれてヘトヘトでしたが、
すごく感じました。
山から降りてきて、紺屋食堂の五目中華をガッツリ食べました。
わたくしは、つくづく、紺屋食堂さんに生かされているのだと、
しみじみ感じました、に^^
投稿日: カテゴリ: 鈴木一家 タグ: 投稿者: 肉屋の女房