週刊いなのお肉のよもやま話。「縄文料理」
恒例の週刊いなのお肉のよもやま話。
前回は、モニターの皆様には、美味しそうなお料理写真やレシピを紹介していただけて
大変感激でした。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
これからも、スズキヤのお肉を楽しんでいただけましたら、幸いにございます。
南信から、中信の皆様へも遠山ジンギスの味を楽しんでいただけて
嬉しいお言葉の数々もいただきました。
肉屋として、これからもお客様に喜んでいただける商品、
いつになっても変わらぬ秘伝の味付をご提供して、楽しんでいただけますよう
精進してまいりたいと思います。
さて、5月は今話題の縄文食。
先人の方の食に習って、今こそ豊かな食生活への見直しが出来たらと
スタッフも思いました。
お志保さんの縄文ハンバーグ!!とっても、美味しかったそうです!
山椒の香りに、胡桃クラッシュの食感が楽しめますね!
お志保さんの他のレシピもご参考にお楽しみくださいませ。
若旦那さんの縄文食談議!
このお話から、今回のよもやま話になりました。
こちらの、お話もご一緒にお楽しみくださいませ。
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縄文風料理
■ちょっと前から「縄文」はひそかなブームだ。
なんだか日本人はアイデンティティっちゅーのが曖昧になりつつあるのを感じるのかな。
縄文時代や文化がその原型、日本人の源みたいに感じるのかも。
縄文人時代は、主に狩猟・漁撈・採集によって日々の糧を得ていた時代。
場所によって適した食材を手に入れ、それを上手に活かす知恵を持った時代、それが縄文時代。
縄文人の末裔である私たち日本人の身体は、
こうした野生のものを食べた1万数千年に及ぶ暮らしのなかで培われたものなんだと思うに。
獣肉、鳥肉、魚肉などの「生き物の肉」を食べる時、
よりおいしく食べるための引き立て役だったと考えれる、
日本原産の野菜は、ミツバ、ワサビ、ミョウガ、サンショ、フキ、ウド、セリ、ヤマイモなど20種ほど。
そのほかに、栗や胡桃などの各種木の実、山菜、茸、果実。
実際に、木の実を使ったパンやクッキーのようなものも、出土してるらしいから、
縄文人の食は、けっこう豊かだったんじゃないかな。
■縄文時代は、森に育まれた文化と言ってよくて、
世界の歴史の中でも、1万年以上も続いた文化は、他にないみたいなんだに。
狩猟でも、成熟した雄を捕る、とか、繁殖期の狩はしない、とか、
乱獲の防止につながるルールもできあがっとって、自然界の一員として謙虚な生き方をしていた時代。
現代は、猪肉や鹿肉はまだまだ身近なものじゃないと思うが、
野菜のイメージも、主なものはきゅうり、トマト、キャベツあたりで、
日本原産のミツバ、ワサビ、ミョウガ、サンショ、、、、なんかは、あまり食べんくなっとる。
前に、海の中を切り身の魚が泳ぐ絵を描いた子どもがいて、話題になったことがあったけど、
木の実も、いまの子どもたちは、もしかしたら、クッキーに入ってる粉々になった胡桃とか
加工された形でしか知らないのかもなぁ。
ジビエもなかなかまだまだ身近なものにならんけど、
直売所とかにいっぱい売っているウドやワラビなどの山菜や、胡桃などの木の実と気軽に合わせて、
お手軽縄文風料理を試してみてください。
タイやマレーシアなんかは、木の実、ナッツ類をつかったおかずサラダをすごく食べるようだし、
海外の料理を参考に、上手においしく食事に取り入れてもらったらたのしい。
■オラたちにとって縄文という古代は、
ルーツであると同時に目指すべき未来でもあるかも知れません。
日本人も縄文人にならって、まずは、食生活から。
オラんとこは、そんなわけで、タケノコの季節は、タケノコまみれ。キノコの季節はキノコまみれ。
女房殿が「ぶたじんとタケノコのカシュナッツ炒め」「猪肉ミンチのクラッシュ胡桃ハンバーグ」とか、
オラが思いもつかないような自己流料理を作ってくれるもんで、飽きませんに。
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まずは、試しやすいハンバーグからがいいかなと思います。
おうちご飯に、「縄文食」をよかったらお試しくださいませ。
イノシシのミンチはこちらから
https://www.jingisu.com/c/yamaniku/sisiniku/5133
実食レポートは、地元大人気!のぶたじんの炒め物でした。
こちらもぜひ、スタミナ作りにお役立てくださいませ。