山の肉屋のお正月
スズキヤがある遠山郷は小さな山間の集落なので、
歩いている人も少なく(笑)、言ってみれば過疎で、寂しい環境ですが、
ささやかな暮らしを営んでいて、それはそれで身の丈の暮らしで、
好ましいかなあと私的には感じています。
1月2日は、昔から初売りの日で、商人にとっては大切な日。
お正月のしめ縄を飾った工場に、店主が誰よりも早くいきます。
2日の朝礼には、毎年、
スズキヤオリジナルのスタッフ手帳を配布し、
社長の年頭所感をお話しします。
朝礼が終わると、和田宿の地域活動へ。
四ツ角の猪神様にもお参りします。
まちのみんなと、小さな餅つき大会。
今年は、タイ出身のスーさんもしっかりつきました。
まわりの女衆から「スーさんかっこいい!」と、
黄色い歓声があがりました。
営業のスーさんは、会社内でも人気ですが、地域の中でも人気です。
少し、陽が高くなったころ、此田神楽の衆が、
邪気払いと、開運祈願に家々をまわってくれます。
今年は、本店内に長くとどまり、しっかりと邪気をはらってくれました!
餅つき大会会場では、毎年、鈴木屋では、お肉を振舞います。
今年は、とりじんと鶏モツジンギス。
ものすごーく寒い中でしたので、大盛況。
実は、この鶏モツジンギス、ご縁を「取り持つ」というゴロ合わせから、
縁起が良いということで、結婚式の引き出物カタログに載ったり、
「お嬢さんと結婚させてください」とお願いに行くときの手土産に使われたり、
成人の日のお祝いの席で食べたり(鶏なので「はばたく」の意味もこめて)
いろんな場面でお使いいただいてます。
ご縁を取り持つ「鶏モツジンギス」を
ぜひ、新年の楽しい時間にお使いいただければと思いますに。
https://www.jingisu.com/c/chicken/2020