遠山流猪肉のススメ
遠山流猪肉のススメ
山の肉屋が考える「春夏秋冬一年を通して味わう山の猪肉」
若旦那イチオシ「猪の赤身肉」
野生の猪の赤身は、力強く、しっかりしたお肉の旨味もすごいのです。近年の研究で、猪肉の赤身に還元型コエンザイムQ10が牛肉・豚肉の2倍以上含まれているそうです。 研究した人は、「走るためのエネルギーを多く必要とするためではないか」って言っているそうです。猪はいろいろな謂れで「薬喰い」 と言いますが、本当にそうだったんだと納得しています。
日本の野生食肉のシンボル
日本で古くから一番良いことを「イの一番」 と言います。イの一番のイとは「猪」のこと。スズキヤでは、猪の「しし」と4月4日の語呂合わせで、「猪肉の日」として申請、記念日として認定されました。
創業者の理孔は負けず嫌いな男でした。
グリコのキャラメルは「1粒300m」のエネルギーがあると聞き、「キャラメルは300mだが『猪汁一杯はシシ十六里 (約64km)』だぞ。」と、言っていました。
その根拠は、「戦国の走れメロス」鳥居強右衛門の史実。三河・長篠城から岡崎城へ救援を求めて往復した道は、片道約65km。シシ猪 (4×4)十六里(1里4km約64km)の根拠はココ。
三河は古くから狩猟が盛ん。神様に猪を献上する伝統的な祭りがあります。鳥居強右衛門の強靭な精神力と体力は、「山猪」が培ったんじゃないかと考えたのです。
「新案猪食7種」は、猪汁・猪鍋・猪丼・猪シチューの4種のほかに、
猪カツ・猪しゃぶ・猪焼きの3種を加えると完璧です。